Mr.柏木を越える日に。。。【後編】

2016年05月15日りゅうじ

さい先良し

PAIZA
2016051621.png

初日は、順調。

プラスSGD5,100
夕食は、新しいrestaurant SPAGOへ。
ここは、steak house CUTの系列である。

steakをいただく。

 

民族の大移動

Bのツラが、出ていた。

だいたいメインボードの目が、曲がる7目め辺りから、
ぞろぞろと人が集まってくる。

ふと気付くと凄い人だ。

漁業で言えば、海面上に鳥がたくさん集まっている状態。
その下には、大量の魚だ。獲物だ!

おれっちも行った。

B11目で、まだ、続いている。
おれっちも、立ち張りで、BにHKD7,000 bet。

各boxに3つぐらいbetされている。
全部で約30betだ。

all B だ。

誰が絞るのか?
なんとこの高額betで、Bは、face upだった。

強い!

12目めをnatural 9で勝った。
13目めSGD14,000をB にbet。

この程度のbetでは、cardはこない。
またもや、Bもface upとなった。

大歓声!

今度は、Bは、4と言うショボイ手で勝った。
配当に凄い時間が掛かる。

ここは、commission baccarat。
バンコミの計算も大変だ。

30人に総付けだ。

14目め

BにHKD10,000bet。

これと次にHKD20,000betで勝てば、
ちょい浮きだ。

お愛想だ。

行け!

P:4+4= natural 8
B:2+3=5

Bのツラは、終わってしまった。
もう少し前にこの騒ぎに気付いていたら・・・。

後悔する。

実は、敗けていたので、気分転換にトイレで歯を磨いていた。トホホ)

いよいよ、settlementの時間が近付いてきた。
ラスト2 handと決めた。
SGD20,000を張る。

勝つ

SGD40,000を張る。
勝ったらsettlement。
ちょい浮きだ。

他の卓に移る。
見るとPが、落ちている。

Pの6目めにSGD 20,000bet。

タマ頭は、中華系の40歳前後のおにいちゃん。
SGD40,000~50,000を張っている。
Pの6目めをnatural 8 であっさりと、おにいちゃんは、勝った。

よし!あと1勝だ!!

おれっちは、PにSGD40,000bet。
がしかし、金額の大きさにビビっている。
今までで、一番デカイ張りとなった。

でも、今日は、Mr.柏木越えの誕生日だから行け!

でも、いつもの声が出ない。

playerのer にbetする時は、いつもこのようにcallする。

「eric!」

eric は、Las Vegas MGMの人気dealerだ。
何故、人気かと言えば、次のhandを言い当てるのだ。
勿論、100%当たる訳ではないが、60~70 %当たっている気がする。
特に大きな声で言う時は、70%近い気がする。
ただし、外れた時は、「sorry!」の一言だけだ。

これが、おもてなしの国だとそうはいかない。

「何だ、この野郎!おい、黒服呼んでこい!!」

このようにトラブルになってしまう。
だから、dealerは、絶対に次のhandを口に出して予想してはいけないのだ。

でも、callしなければ。

やっと、小さな声で「e・r・i・c・k」。

か細い。
erick 勝たせてくれ! 

センターを見ると、なんと、
さっきまで、Pのタマ頭を取っていたおにいちゃんが、
bet.していない。

Pの7目めをno bet.にしたのだ!

何故だ?

今まで、このツラを一緒に作ってきたのに!
おれっちは、急に自信が無くなった。
SGD40,000は、デカイ。

もし敗けたらどうしよう?

チビって、思わず涙が、出てきた。
こんな精神状態では、勝てない。 

cardが、今度は、おれっちに来た。
Bを先に開けさせる。

10+3=3

Pの1枚目をパチンと音を立てて、開いて投げる。

Q.だ。

2枚目をsqueeze。

あっさり額。

J.だった。

まだ、諦めない。

eight finishは、勝ち決まりだ。

来い!

3 side!

 

まったり行く。

number!

おれっちの言うnumberとは、4,5,6,7,8,9,10である。
それは、おれっちは、横絞りだから、本来含まれる1,2,3は、含まない。 

恐いのは、10だけだ。
sideをひとつ抜きたい。 

まったり行く。
慎重に左親指を斜め左下の方向に動かす。 
ジリジリと。 

抜けた。

4 sideではない。
今度は、来い3sideだ!

side を持ち変え、cardの横をUの字にして押し込む。
真ん中から、マークが出たら3sideだ。 

出た!

ハートの綺麗な3sideだ。

「snow man!」

と言って8を呼び込む。
ケツから見る。
マークが、付けば、即8、決まりだ。

ない!

ケツのマークは無かった。
そのまま、ずるっと縦にめくる。
頭にも、マークは無かった。

「ぬけさく!」

おれっちは、叫ぶ。
でも、この卓の他のplayerは、中華系。

「ぬけさく」が、ウケない。

でも、悪い上がりではない。
Bの3枚目を待つ。

来いピク!

恐いのは、4、5、6だけ。
69.2%の確率で勝ちだ。

開かれたcardは、

えっー!

マジかよ。

なんと

クラブの4!

 

Pの6は、Bの3+4=7に敗けてしまった!
SGD40,000が、熔けた。 

止めるハズだった。
手元には、SGD27,000ある。

悪魔が、囁く。

all in しろ。

Pで勝って、倍賭けで勝てば、チャラだ。 

また、P.が、落ち始めた。

4目め、我慢できずにPにall in。

cardは、来ない。

タマ頭は、中央の中華系のおにいちゃんだ。

また、SGD40,000ぐらい張り始めた。

all P だ。

 

2枚引き終わったところで、

P:K+K=0
B:3+J=3 

Pの3枚目

おにいちゃんのsqueezeは、長い。
上級者の完全縦絞りだ。

額が、出たら即死だ。勝ちなし。
脚か額か?

その確認が、やたらと長いのだ。 

ほっと安堵の様子。
脚があったのだ。
恐いのは、10.だけだ。 

何か少し前に聞いたような記憶が・・・。
ひとつ抜けた。

来い3side。

あれっ!

真ん中も抜けてしまった。
結局、出てきたのは、ダイヤの4。

あまりいい手出はないが、取り敢えず、Bの3は、
追い越した。 

来い!

7,8,9,10,J,Q,K。
勝ちは。53.8%ある!
50%を越えている。

Bの3枚目は、なんと

まさかの

あり得ない

スペードの4!

 

マジかよ!

P.の3枚目も4、更に、さっきの勝負の決まり手も4、今回も4。
何でこんなに4が、出るんだよ! 

熔けた。
完全に熔けた。

SGD100,000は、痛い。

畜生、Mr,柏木を越えた日に走ってしまった。

大反省だ。

おれっちの田舎は、Mr.柏木と同じ山梨県だ。
one hand SGD40,000が、いけなかったな。
casinoに大事な「身の丈」を越えていた。

「身の丈」にあった事をする事。

郷土の先輩Mr.柏木は、それを伝えたかったような気がする。

合掌


  1. 前編
  2. 前編

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