no.11 祝勝会!【 後編 】

2018年05月03日りゅうじ

龍次バビロン ~オレっちのドスケベ奮闘記~ 毎週木曜日更新!!

※この記事には「アダルトコンテンツ」が含まれています。注意してご覧ください。

No.1

じゅんちゃんとの出会い

No.2

夜とカジノの技術ミーティング

No.3

あのじゅんちゃんが…

No.4

祝勝会!

No.5

バカラは終盤にツラが出る

No.6( 5/24 NEW! )

神様が与えてくれたご褒美

No.7

あの扉の向こうは…

  • 全編

ついに魔女がキレた

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三人は,だいたい同じハウスで打っていた。
バカラとは、不思議なものでいつのまにか、好きな応援したくなる相手と
反目を張りたくなる嫌いな相手が出来る。

だいたい私達には,敵が多かった。
一人で打ちに来る客が、圧倒的に多い。
お嬢と打ちに来る客は少ない。そしてそのお嬢は、おばさんだったりする。
そんな中で、三人で打つ私たちは,目立っていた。お嬢もイケている。

まず、最初に反目に張ってきたのは,「殿下」だった。
「殿下」:綺麗な口ひげを蓄えている。細身で身なりもまともである。
職業は,街キンである。バカラの客には,街キンは多い。
ひところは,派手に張っていたようだが、当時は,すでに落ち目であった。
身なりは,良いのだが、いつも一人で来ていた。
同じ男性として、お嬢二人を連れて打っている私は,面白くない存在だった。
その張りが、あまり大きくないので私は,気づかなかった。
最初に気づいたのは,麗華だった。
「龍次、気をつけて。殿下の張り方、いつも貴方の反目よ。」
それも,私がオナーを取る時は,常に反目。しかもMINで張ってきやがる。
イヤな張り方だ。頭にくる。反目を決めるならデカく来い。
オナーを取ってこんかい!

カバおやじ:見てくれの悪いまさしく「おやじ」である。
デブ、暑苦しい。おまけにケチ。職業は,商品先物の部長あたりのハズだ。
ドローに良く張る。
ドローに3,000ドル(30万円)。
何と、その時、バカラドローが出た。
最後にカードを引いたのは,じゅんちゃんだった。
配当24,000ドル(240万円)。ドローを取ったのは、カバおやじだけだった。
普通、ここは、最後にカードを引いた人にチップを出すところである。
決まり手が、バカラでは、なお更だと思う。
ハウス内は,カバおやじのドローに沸いていた。
「ナイス・キャッチ。社長、お嬢にチップよろしく。」私。
そこまで言っても、カバおやじは、チップを出しやしない。
ケチ。バカヤロー!!大嫌いだ。お前は。このカバ!!

後にカバおやじは、キャバクラのお嬢をアフターで連れてくるようになった。
S町の「R店)」らしい。
でも、ダメ。たいした事無い。イケてない。やっぱり、ケチなおやじには、この程度だ。
それに、バカラのルールが、わかっていない。
カッコ良くないぞ。カバおやじ!!
キサマの反目をこっちから打ってやる。

そんな中でも、この人だけは、挑発してはいけないという客がいた。
「魔女」だ。
盆ヅラが悪い。二言目には,「てめー、アヤつけんのかよー!!」
しょっちゅう怒鳴っている。
張りも厚い。懐も深い。
カードは、絞らない。ぞんざいに投げつけるだけ。
勝つときは、カッコ良いかもしれない。
しかし、同じサイドに張って負けた時は、たまらない。
もっと大切にカードを扱えよ。溜めもドキドキ感もありゃしない。
こっちは,命の次に大切なカネを賭けているんだぜ。と言いたくなる。
魔女は,ガリガリ、歳は40歳ぐらいか。
いつも一人で来る。ツレは、見たことがない。この容姿じゃ、無理もないだろう。

私は、ずっと、じゅんちゃんに言っていた。
魔女には、逆らうな。
それは、明かに資金量が違うから。
そして魔女は「イケていない」からだ。
中高年のおばさんとまではいかないが、メガネをかけていてガリガリ、
地味な顔、そして何よりも、セックスアピールがゼロ。
つまり全く、イケていない女であった。

ある日、私は約束の時間にだいぶ遅れてしまった。
ハウスでの待ち合わせだった。
いつもは、私が来るまで、じゅんちゃんは決して打たなかった。
理由は、簡単だ。
私のカネで打つからだった。
がしかし、やっちゃったんです。

そのハウスでは、魔女が打っていた。
じゅんちゃんは、連日の勝ちがあり、自分のカネも出来ていた。
たまらず、その日は、私が、来る前に打ち始めていた。
じゅんちゃんが、オナーで3枚目を引いて、めくって勝ちなら、
ハウス内「ナイス!!」の声。
魔女がめくっても、場内は、シーンとしている。

いよいよ、じゅんちゃんは、乗って来た。
フェイス8や9なら、絞りはこうだ。
ドン!!まず、カードを上からたたく。
次に、「ハッ」と声をかけて、そのカードを開かずに、自分の額に貼りつける。
そして、貼りつけたカードを少しずつ、自分の目のあたりにおろして来る。

バシッ!!
ピクチャーなら勝負卓にそのカ一ドを開いてたたきつける。
額から、おろしたカードは、目から近かすぎて視点が合わないが、
ピクチャーだけは、わかるというわけだ。

フェイスカードが、5で絞りカードが、ツーサイドなら、こうだ。
ふーっ。
カードを絞りながら、息を吹き込む。
消えろ!!4になれ。吹き飛ばせ。
息を吹き掛けると、マークが消える。

そんな事はなくとも、4が出た時の反対サイドのダメージが、大きい。
だから、わざとそうやる。
真ん中に、マークがなければ、5+4=「natural9」だ。

もっと、相手サイドが、頭にくるのは、これだろ。
フェイスが、ピクチャーからのフォーサイド。
カードを開かずに、カードを縦に半分に折る。
そして、真ん中あたりをまるく切り取って、ディーラーに投げる。
ディーラーは、投げられたその小さなまるいカードの一部を開く。
じゅんちゃんは、縦に折ったカードは、まだ開かない。

ディーラーが、そのまるいカードを開いてマークが出れば9。無ければ10だ。
マークだ。
マークが出たところで、じゅんちゃんは、カードを開く。Natural9。
これは、時間がかかる絞りだ。余計に相手は頭にくる。
「おみくじ絞りだ。」

チップのチェンジでも、好き勝手だ。
一般的には、5,000ドルチップを1,000ドルチップに換えて欲しい時は、
「チェンジ」と言って、チップをディーラーに投げる。

でも、じゅんちゃんは、こうだ。
「新沼(ニイヌマ)!」

ディーラーが、ぼうっとしていると怒られる。
「チェンジだろ。」

「???」
新沼は、芸能人。名前は、謙治。
新沼と言えば、ケンジ。ケンジは、チェンジのおやじギャグだ。
S街では、コロッケ似のグループが良く使う。

ハウス内は、ウケている。じゅんちゃんの見方になっていた。

魔女は、だまっていた。
もともとイケてない魔女は、イケているじゅんちゃんが嫌いだ。
まして、成り上がり者。
簡単に勝たせてなるものか。

魔女が、アツクなったため、じゅんちゃんは、ついに魔女と闘ってしまった。
魔女は、とにかく、じゅんちゃんの反目を張った。
目はどうでもいい。とにかくイヤな相手の反目を張る。

意地の闘いでは、起こり得ないような決まり手も出てしまう。
2枚目を引き終ったところで、
バンカーオナーじゅんちゃん「5」、プレイヤーオナー魔女は「2」。
これは、S街では、「鉄板リーチ」と言うバンカーの強い待ちである。
1,2,3,8,9,10,11,12,13。
ちょっと小なれて言えば、タテ、ハチ、クッ、トゥー。
プレイヤーの3枚目の条件決まりは、全てバンカーの負けなしだ。

3枚合計「8」で、相手のあと1枚を待って勝つよりも、
この条件となった時の強さを知っていて勝つ方が粋だ。
数字は、「5」であるが、これは強いリーチだ。
たいていは、バンカーの勝ちとなる。
「鉄板リーチ」は、まくってはいけない。
私は、これをSB街で「SN街ルール」と言っている。

魔女が勝つ可能性があるのは、3枚目4,5,6,7のみ。
ついに魔女も絞り始めた。よこ絞り。
つまり、サイドを絞る。

足がある。
まだ、決まらない。
ここでサイドを絞る。

フォーサイドは、魔女の負けが決まる。

ひとつ抜けた。
つまり、このカードは、スリーサイドかツーサイドである。
魔女は、出来れば、スリーサイドにしたいところ。
6,7なら3枚合わせて「8」,「9」である。
決まらずと言っても、勝ちが決まったようなものである。

6,7でない事は、すぐに分かった。
「まいった。」と言わないからだ。

「まいった。」と言う時は、魔女は、自分が見た後、3枚目のカードを
伏せてディーラーにもどす。
そして、ディーラーが、そのカードを開けると、こう言い直す。
「まいった。相手が!!」

そりゃ、決まらずとも3枚で「8」や「9」なら、相手は、まず負けだろう。
自分が勝ちにまちがいないと思う時こそ、「まいった」と言って
相手にわざと勝ちを連想させる。
全く盆ヅラの悪い女である。

そして、出たカードは、ツーサイドでも、最低の4であった。
それでも、見事に鉄板リーチをかいくぐった。
2+4=「6」だ。
じゅんちゃんは、「5」。

この「6」は、「8」や「9」ではないが、意外と強い。
じゅんちゃんは、「5」から引かなければならない。
魔女に勝つには、13枚のうち2,3,4の3枚のみだ。それ以外では、勝てない。
圧倒的に魔女有利!!

じゅんちゃんに、3枚目のカードが出された。
じゅんちゃんは、そのカードを自分に向ってタテに置いた。
タテの両はじから絞りはじめる。
カードのこちら側が三角形になってくる。

まだ、まん中あたりは絞られていない。
じゅんちゃんは、今、数字のタテを呼び込んでいる。
2,3は、じゅんちゃんの勝ちだ。しかし、2/13だ。

「たたせ上手!」
「イヤん。カ一ドまで勃っちゃった。」
女性がタテで勝ちを決めた時は、たいがいこういう品のない声援が飛ぶ。
絞り込んだその三角形のとんがりの下から、マークが出た。頭がついたのだ。
タテだ。見事にじゅんちゃんは、タテのカードを引き込んだ。
開いたカードは、横にクルクルと回転しながら、メインディーラーの前に落ちた。
5+2=「7」
魔女の「6」をめくった。バンカーオナーじゅんちゃんの勝ちだ。
このめくりに、勝負卓が、わいている。
魔女だけが、この盛り上がりに入れない。

当然に魔女は、アツクなった。
バンカーのツラ追いのじゅんちゃんとツラ切りの魔女。
この展開が何度もなく、繰り返された。

よりアツクなったのは、魔女。
愽奕は、アツクなった方の負けである。
ついに、成り上がり者のじゅんちゃんは、魔女に勝利した。

誠にカッコ良し!!じゅんちゃん。

更にこの闘いには、ビックリするような結末があった。
だいぶしてから、じゅんちゃんと魔女は、仲が良くなっていた。
と言うか,魔女がパンクしたのだ。
激しいスピードで負けが込み、彼に逃げられたそうだ。
あの魔女に彼がいた事自体、ビックリその1だ。

そして魔女が、じゅんちゃんに言った言葉は、
「Y原で働きたい。店を紹介してくれないか。」だった。
もちろん、じゅんちゃんは、Y原で働いていた事は,ハウスでは話していない。
そのじゅんちゃんに、Y原の紹介を頼むなんて、ビックリだ。
だいたい、魔女が、その身体でカネが取れると思っている亊自体、もう、
ひっくり返るくらいビックリだ。
てめーなんて買う男が、いるわけねーだろが!
更にビックリのとどめは、これだった。

あのオバさんと思っていた魔女は、何んと、じゅんちゃんよりも1歳若かったのだ。
ゲロゲロ、もービックリのタップでしょ!!
当時、じゅんちゃんは、31歳。
魔女は、つまり30歳。名前は「ゆき」。

つづく


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